小さい奥さん

育児・子育て

我が家には口うるさい麗しい奥さんがいる。



俺はよく何かにつけてぐちぐち怒られている。


しかし俺にもだんだんと耐性ができてきた。



多少のことで怒られても、俺は受け止めれるようになってきた






はずだった。





しかし。


ここにきて二人目の奥さんが現れた。




食後にみんなでデザートの梨を食べている時のこと。



先に食べ終わった俺は、まだ物足りなかった。



息子くんを見ると、まだ梨が残っている。




こっそり手を伸ばし、食べようとする。




「さっき食べたでしょ!!!」



ドスの効いた奥さんの恐ろしく迫力のある声が飛んでくる。



俺は、一瞬で恐怖で手が止まった。



「さっき、食べたでしょ!!」



かわいらしいが迫力のある声がさらに追撃してくる。


息子だ。




夜、寝室でゴロゴロをしている時のこと。




奥さんの布団に俺の足が乗っかってしまった。



「足乗せないで!!!!」




雷鳴のように轟く奥さんの唸り声が部屋中に響く。



「あーし、乗せないで!!!」



そよかぜのように優しい息子の声がさらに響く。



奥さんの迫力を息子くんが中和してくれている、そんなことを考えていた。



しかしだ。


今日の夜、俺と息子くんの二人で寝室でのんびりしているときのこと。



ここぞとばかりに奥さんの枕に頭を乗せた。



「あたま、のせないでー!!!!」




殺気に溢れた大迫力の怒鳴り声が響いた。



息子くんに奥さんのソウルが乗り移ったのだ。


俺はそう確信した。



口うるさい奥さんがもう一人増えたと思うと、妙な汗が噴き出してくる。



ただ、ひとつ言いたい。



そんな奥さんも息子も、俺は大好きだ(震え声)

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最近、寝室のルームフレグランスを変えたらすごくぐっすり眠れるようになりました( ^ω^ )
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