子供というのは本当にごっこ遊びが好きだ。
うちの息子くんも例外なく、いろんなごっこ遊びをするのが好きなのだ。
毎晩、寝かしつけまでそのごっこ遊びを一緒にやるのが今の俺の使命だ。
今晩、まず最初にやったのがバスの運転手さんごっこ。
運転手役はもちろん息子くん。
俺は乗客役に甘んじることになる。
子供のごっこ遊びとひとえに言っても、なかなかに興味深いものがある。
きちんと手袋をして、帽子をかぶり、聴診器をマイクがわりに首にかける。
タンバリンをハンドル代わりに、サランラップの芯をギアレバーに見立てるという万全の準備をする。
そしてごっこ遊びが始まった。
「出発しまーす!ぶーーんぶーーん。」
息子くんの元気な掛け声と共に架空のバスが走り出す。
走り出して、10秒。
「到着しました。降りてくださーい。」
乗客役の俺は突然、強制的に降ろされることとなった。
しぶしぶ降りると
「バス到着しました。乗ってくださーい。」
すぐに乗れというパワハラ運転手。
そして乗ると走り出すバス。
そして10秒後、到着してまた降りろと運転手からアナウンスが入る。
ここで降りずに居座ることにした。
すると、怒った運転手は蹴りを繰り出し強制的にバスから降ろしてくる。
こんなバスごっこを、寝るまでの1時間半延々と行う。
仕事で疲れて帰ってきて、このエンドレスのバスごっこは正直しんどい。
しかしなぜだろう。
しんどいけどめちゃくちゃ幸せを感じる。
息子くんが嬉しそうに
「次は終点でーす」
なんてアナウンスしてるのを聞いたりすると、
成長したな〜〜なんてしみじみ思ったりする。
そんなことを考えていると、仕事の疲れなんて吹き飛ぶものだ。
夜中、奥さんと息子くんのいびきの二重奏で寝れなくて殺意を感じることもあるけど、、
俺は幸せなのだ。

子供のなりきりおもちゃセットって、今いろんなものがありますね( ^ω^ )俺が子供の頃に欲しかった笑
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