今日はものすごく仕事が忙しく、めちゃくちゃ走り回った。
もう一度言わせてほしい。
めちゃくちゃに走り回った。
くたくたになって家に帰り、ドアを開けると、
「おかえり。すぐに足を洗ってね」
もはた定形分とかした奥さんの冷酷非道な言葉。
しっかりと足を洗い終えると、次はカバンから洗濯ものを出して洗濯機に突っ込んだ。
すると脱衣所いっぱいに香ばしい香りが広がった。
よく言えば、何度も出汁をとった昆布の香りだ。
俺の靴下の香りはもはや、化学兵器にも代用できるような代物になっていた。
いや、今日は靴下だけではなく制服やタオルなども、相当な兵器と化していた。
俺は急いで洗濯機の蓋を閉じた。
やっとのことで一息つくと、今度は奥さんが足のマッサージを要求してきた。
日頃の恨み感謝が伝わるようしっかりと力を入れて奥さんの足を揉みほぐす。
「どうだい?気持ちいいかい?」
「まあ、たいして気持ち良くもないかな?」
、、、
バフっ!
気づいた時には、新しく履き直した靴下を奥さんの顔に投げつけていた。
奥さんは、大きな奇声をあげ慌てふためいている。
そして部屋を出ていき、少ししてから戻ってきた。
「マッサージ、ありがとう。お風呂あっためてきたからゆっくり入って。」
急に優しくなった奥さんに俺もキュンときて抱きしめた。
そしてルンルンしながらお風呂の扉を開けると
強烈な昆布の香りが襲ってきた。
は?
なぜ?
湯船には俺の靴下や制服、タオルが浮かんでいた。
いいお出汁が取れていそうだ、、、、いやそうじゃない。
俺は奥さんを抱きしめたことを激しく後悔した。
そしてなるべく息を止めながら素早くお風呂に入った。
今回、とても勉強になったことがある。
奥さんの恨みは恐ろしい。
いつかリベンジしてみせる。乞うご期待!
週末は息子くんと一緒にバスボールでゆっくりお風呂時間を過ごしました( ^ω^ )
みなさんもあったかいお風呂で家族時間はいかがですか?
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